　雨樋のゴミを取るのだが、お二人共に二連梯子は初めてだったようで、本堂から始めた時は

　足場用三脚に丸太を組んであげていても、「ワ～キャー」言っていたのに。。。

　気が付いたら、紐の一本も架けずに、梯子だけでスイスイと登っている（笑）

　相手が銅葺き屋根だったり、塩ビの樋だったりすると横滑りするから、ホントはちゃんとした方がいいんだよ〜！？

　まあ、慣れっていうのは凄い。だけれども、寺の屋根は本当にラージヒルみたいなもので、この急角度は大波のようで怖いし良く滑る。

　波乗りを始めて、初の台風スウェルのデビュー戦は、ただただ恐怖だったことを思い出す。

　恐怖というのは意外なことで、簡単に克服する事ができる。

　一種の死と再生だ。

　今回のお二人の場合は、（この手の作業に関して）ワタシ（の足場）への絶対の信頼感なのか？？？　さっさと克服してしまった。

　「シェイク♪シェイク♪ブギィなッ胸騒ぎ〜」とか歌いながら揺らしても、ビビらなくなってツマラン。。。

　それはそうと、冬前にバッサバサに伐った、灯籠横のモミジの再生が凄まじい！

　解ってない心無い方々から、「呪いが掛かる」とか「お大師さんの罰が当たる」とか散々言われていたので

　腕の一本や二本は、それらの方々に切り落とされる覚悟でいたが、なんとか免れそう♪

　また生えてくると思うから、別に構わないんだけどね〜ワタシの場合。

　今日もいい日だ！

2021.06