老病

 愛別離苦(親愛な者との別れの苦しみ)

 怨憎会苦(恨み憎む者に会う苦しみ)

 求不得苦(求めているものが得られない苦しみ)

 五蘊盛苦(心身を形成する五つの要素から生じる苦しみ)
 そして四つの基本的な苦

 生 老 病 死



 これらが四苦八苦の語源となっている。
 具に観察していると、乳幼児と老人は基本行動が良く似ている。

 ただ、お世話をされている側の気持ちは、赤ちゃんの場合も老人の場合も同じだろうか?
 ポータブルトイレを大部屋で使う事を拒否して、動けないくせに、チューブを引きちぎりながらトイレに行こうとして、看護師さんに怒られている(笑)

 特に女性のプライドは高い様な気がする。

 かと思ったら、平気で仕返しとばかりに、パブリックスペースで、食事中に大小便を撒き散らす。

 ボケてもいるし、わざとやってもいる。

 そもそも、本人達は「もっと生きたい!」と思っているのだろうか???
 フツー、ゾンビは外からやって来るからバリケードを作るが、徘徊脱走を防ぐ為に、色々と障害物を置いている。
 更に良く観察してみると、リハビリの先生はモチベーションが少し違う。

 社会復帰を目指すお手伝いをされているからか?


 赤ちゃんはいずれ大きくなって社会に貢献していく。(としよう)

 ボケまくって、未来の見えない。壊れていくばかりの命を伸ばしても、決して社会に貢献はしない。(だろう)


 ひょっとしたら、スタッフは自身の生活の為だけに、仕事として割り切っているのかもしれない。

 それならば、ボランティアでやっている人の気持ちが知りたい。

 しかし、質問して聞いたところで、解らんものは解らん。



 だから実際にやってみようと思う。

 生老病死は誰もが通る道。
 誰もが通る道ではあるが、それが苦かどうかはワタシが決めることだ。

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洞の間2 ~Dougyou's room

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